
このブログも早いもので2年になりました!
2年前はいつまで続くのか自分でも半信半疑で書いていたのですけど、なんとなく書いていたらここまで続いてしまいました。
それもブログにコメントを残してくれたり、直接お会いしたときにブログの話をしてくれる皆さんのお陰だと思います。1年前も同じようなことを書いた気もしますが、今年も1年間ありがとうございました。そしてこれからもこのブログを盛り上げていただけるとうれしいです。
最近気づいたことですけど、Googleで検索するとこのブログがしっかり出るんですね!それも結構上のほうに表示されます。
今までは『見たい』と言ってくださった方に直接URLを教えていましたが、実際はGoogleで"letters yt"と入れればすぐに出てくる(日本語のページのみを表示すれば、おそらく上から2番目くらいにあります)ので、皆さんから知り合いの人にも教えていただければと思います。
あと、近頃はTwitterとFacebookを連携させて、そっちの方も度々更新しているのでヒマなときに見てくださいね。近況とか簡単なことはTwitter、しっかりした書き物はBlogger、という形で棲み分けをしていまして、いちおう今のところ上手くいっていると思います。
ところで自分のことを振り返ると、、この1年はほんとに早かったですね。。
なんか結局今でも1年前と変わらない場所(アメリカ)にいますし、自分の仕事のことを考えるとあまり進歩がない1年間だったのかな・・と考える時もあります。自分の努力が足りないのかも知れないですし、長いトンネルのような感じで今はなかなか出口が見えないですけど、この状況は何とかしてクリアしないといけないですね。ちょうど1年前はとても上手く行っていて前向きだったのと比較すると差がありますね。
でも気持ちが後ろ向きと言うわけではなくて、自分のやりたいこととか、こうありたいという意思に対して前向きだからこそ何とかしなくては!という感じですので、これからも頑張ります!
他方プライベートでは皆さんと変わらずに仲良くさせていただいていますし、ゴルフもアメリカで上手くなったり、欲しかったクルマを手に入れたり・・といつもの浪費癖は直らない(これば次の1年で改善することにしましょう)のですけど、楽しくやってこれています。
1年後もブログが続けられるように、これからも楽しい情報をいろいろと提供していきたいと思います!それでは、みなさんは良い連休をお過ごしくださいね。
こんにちは。皆さんお元気でしょうか?
9/6にまたアメリカに戻ってきてまして、約3週間弱滞在することになります。
今回の滞在がいよいよ(?)最後になりそうでして、思い残すこととかやりそびれた事をしなければ・・と普通なら思うところですが、それが全然思いつかないんですね。もしあるとすれば、こっちの環境でゴルフをしておきたいと思って今回もゴルフバッグを持ってきたのですけど、せいぜいあと1回出来ればいいなという感じです。かつとても涼しくなってきた(日本の11月くらいだと思うので、ゴルフには丁度良いかもしれませんね)ので、これまで(夏場)の様にアクティブにこれをしよう!という雰囲気ではありません。
あと、家電とか服とか日用品などで必要そうなもの(日本に無いものですね)を買いたいな、とは考えています。
ところで、今回は最近読んだ小説の話をしたいと思います。
タイトルにある通り、今年の5月くらいに村上龍さんの「半島を出よ」の文庫本を本屋さんで何気なく手に取りました。それまでは村上龍さんの本をなんとなく避けていて読んだことが無かったのですが、数年前に話題だったことを思い出して「つまらなかったらやめればいいし、読んでみようかな」程度の期待感で読み始めたのがきっかけでした。
ところで私はリアリティのある戦争もの(実話も好きでして、城山三郎さんの「硫黄島に死す」とか「指揮官たちの特攻」なんかも最近読みました。戦時中の主に偉くない兵隊さんの生活とか価値観が生き生きと書かれていて、とても考えさせられますよ)とか経済もの、社会危機などを扱った物語がけっこう好きでして、わたしが大学生の頃は高杉良さんのお堅い銀行シリーズやトム・クランシーの「日米開戦」などを楽しんで読んでいたこともありました。(一方でサスペンス全般がとても苦手です)
当然その流れで行くと「半島を出よ」はバッチリ当てはまりそうなのですが、主人公たちが総理大臣とか官僚とか自衛隊員(北朝鮮の軍人はメインキャストでたくさん出てきます)でないところに当時は違和感を持って読まなかったのだと思いますが、私はその先入観による判断をあとで後悔することになったわけですね。もっとも、その当時には今と同じような考えを持っていたかどうかは分からないので、より適切な時期に読んだことになるのかも知れません。
関係者(本を書くために数名の脱北者にもインタビューをしたようですよ)への綿密な取材と事前の調査を繰り返したのでしょうね、すべての場面に現実感が溢れていて、構成や出てくる人たちの行動や言動が論理的で、まさにリアルな物語だったんですね。それに、後半は少しファンタジー(?)というか遊びの要素が多くなって批判されるようなこと(確かにリアルさだけを追求すると後半は物足りないですね)もあるみたいですけど、その後半で表現されていることこそが重要なんですね。(それはこのあとに書きます)
ということで「半島を出よ」を2-3回繰り返して読んでとても満足した私は、つぎに「希望の国のエクソダス」という本を読むことにしました。ここでも相変わらずのリアルさで驚きましたし、共感できるようなシチュエーションというかやり取りのオンパレードで、とても痛快な物語でした。村上龍さんでは今のところこの本がBESTです。
皆さんにも本を読んで欲しいのでそれぞれのあらすじは書かないですが、両方とも一般的には社会の枠から少し外れてしまっている人たちが絶望的な窮地を救うというものでして、要するにこれらの物語では「古いタイプの日本人の多くが持っている価値観とか考え方や常識にならって生きていくとそのうち日本はダメになってしまいます。もう少し国際的で個人主義でニュートラルな考え方を持って、大衆の流行とか常識観に左右されないで生きていかないと救われませんよ」というような事が言いたいのだと思います。
わたしの中にも古いタイプの部分はあるかも分かりませんが、わたしが社会に対して疑問に思っていることや変えたほうがいいと思うことをリアルなストーリーで代弁しつつ社会を良くする話なんて初めて読んだのでビックリです。村上龍さんは今の日本のあり方にものすごく危機感を持っていて、それをどうするべきか真面目に考えている人なんだなと思います。とても勉強になりますし、自分たちが暮らしている日本の社会の仕組みとか一般的な人たちの考え方って本当にこれでいいの?としみじみ考えさせられます。
最近ではベストセラーと書いてあるので手に取った本の内容が幼稚だったり文章が作家らしくなかったり、リアリティとか知識に欠けていたりするものばかりが目に付いてしまっていたのですが、さすがこのレベルの一流作家になるとすばらしいです。
興味があれば読書の秋に「希望の国のエクソダス」(「半島を出よ」でもいいです)を読んでみてくださいね。きっと後悔しないと思いますよ。
